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スタッフ日記:2000.8.2
ヘレナさんが、クリティカルポイントで、70頭にもおよぶスーパーポッド(たくさんのオルカの家族が1カ所に集まる)になったと知らせてくれた。スーパーポッドは1年に1度起きるか、起きないかというめずらしい行動。オルカライブが始まって2日目に、もうこんなことが起きるなんて! カメラに向かってくれるといいのだけれど。
今日は、最終チェックの日。スポング博士が、カメラの位置を直すために、水温5度の冷たい海に潜っていく。(このドライスーツ姿は、博士なんです。)自然の素晴らしさにも驚くけれど、ここで30年以上も生活して、すべてのことを自分で築き上げてきた博士の行動力と体力に、僕たちはただただ感心するばかり。これから3カ月、ライブが続く間も、その後も、ここにはスポング博士一家の生活があるんですね。
すべての設置が終わったクレイクロフトポイント。左から、ソーラーパネル、ビデオステーション、(ちょっと上に)小屋、そしてサテライトのアンテナ。こうやって遠くから眺めると、あまり大きな変化に見えないのが少し不思議に感じられます。何はともあれ、ここでの作業はすべて終了。あとは、大きな自然の脅威が襲ってこないことを祈るのみ! がんばって、3カ月耐えてちょうだい!
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